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2016-01-27

大事な事は君が教えてくれる(君とぼくにとって)

All I Need to Know I Learned from….

一体何を考えているんだろう。
何がして欲しいのだろう。
ご機嫌ななめで、ないている彼。
抱きしめて、カラダを撫でみても、
どうやらダメみたい。
私の後も付け回して、ないてとびついてかむ。

放っておこうとあきらめて、掃除をする為に部屋から閉め出し、
大好きなベッドルームから追い出す。
さらにクレームは増し、もう発狂するくらいになき始める。

お手上げ。。。

このところ妙に機嫌悪い我が家のking、お猫さま。
その名もKinme。

猫なので、それはそれはマイペースだけど、
住人も負けずにそれはそれは勝手気まま。
そう言う意味では、猫だろうと人間だろうとそこに差もなく、
個が強い。
そこに良いバランスが生まれ、なかなか心地いい生活をしていると思う。

だけどこのところのKinmeは、なにやらとにかくご機嫌ななめ。
ただのかまってちゃんでもなく、なにやら主張を繰り返して、
演説するごとく、鳴く。
もちろん何言ってるかさっぱりわからない。
彼の想いを汲んで、おもいつく限り、尽くしてみるけどダメ。
一体何を考えているんだろう。

掃除も終えた頃、日も高くなり、温かい日が差し込むベッドルーム。
開いたドアに飛び込んで、新しいシーツの中に隠れる様に埋もれた彼が少し頭を出す。
しばし向き合って話しかけてみると、
切ない顔をして、外を見て、私を見つめ、また目をそらす。
もう鳴かない。
目を細めて、穏やかな顔になる。
どうやら、落ち着いたらしい顔に、私もホッとして添い寝をする。

結局何が気に食わなかったのか。
やっぱりただのかまってちゃんだったのか。
呑みにでると朝まで帰らない私へのクレームか。
必死で訴えてきた彼には申し訳ないのだけど、
努力はしてるけど、やはり猫と人。
どうしても完璧な理解は得られないのか…

それでも、言葉の通じない猫とのこんなやりとりは、
絶妙に心地よく、イライラさえも愛おしく思える。
対人間だとこうはいかないかもしれない。
なんだよかわいいやつめ、とか思いつつふと見た彼のお皿に残るカリカリの山。

寝ぼけて虚ろな頭にひとつ思い浮かぶ。

そう言えば2日前。ルーティーンでご飯の味を変えた。

チキンからフィッシュに。

まさかと思って、フィッシュをチキンに戻してみる。

お皿を遠目に、鼻をヒクヒクさせるkinme。

匂いを嗅いで満足したのか、私を見つめて、
ゆっくりゆっくり瞬きをする。。
それは満足の証。
「やっとわかったか」の合図。

そして、満足げにまた眠りにつく彼。

ツンデレ。
飴と鞭。
理解と妥協。
いや、結局ご飯かよ…

こうして私は調教され、kinmeはよりkingになっていく。

大事な事はぜーんぶ猫に教えてもらった。
っていうよりも
私は誰よりもkinmeを理解する、彼の僕なのだ。

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